1947-11-19 第1回国会 衆議院 予算委員会 第23号
その他勞働關係の委員會の發足等にあたつては、局に當る者の人選を愼重にして、勞働者保護を十分ならしめるよにとの希望意見が開陳されました。 以上が各省所管豫算についての質疑のおもなものでありますが、最後に動議により討論は委員總會に持越すことに決定されました。以上簡單ながら御報告いたします。 —————————————
その他勞働關係の委員會の發足等にあたつては、局に當る者の人選を愼重にして、勞働者保護を十分ならしめるよにとの希望意見が開陳されました。 以上が各省所管豫算についての質疑のおもなものでありますが、最後に動議により討論は委員總會に持越すことに決定されました。以上簡單ながら御報告いたします。 —————————————
さらに特に本法の施行にあたりましては、委員長報告の中におきましても、本法は勞働者保護の立場に立つた立法でありますから、これの運營にあたりましては、勞働省は下部組織に對しましても、ぜひ十分りつぱな運營ができるように、萬全の對策を立ててもらうように特に木望して本案の贊成する者でございます。
いわゆる勞働者保護があまり厚きに過ぎて結局惰民が起る、これは當然のことです。ところがわれわれ失業保險起草委員會の空氣も、惰民を養成してはいかぬ、また日本の今日の財政基礎は惰民を養成するほど、言い換えれば、國民の最低生活費をこの保險法によつてカバーするほどの餘裕は、もちろんない。
勞働大臣は勞働組合云々、啓發宣傳までは勞政局、勞働條件乃至勞働者保護に關する事務というのは基準局、職業の紹介から失業対策、失業保険に関する事務は職業安定局、勞働統計調査事項は調査局とありまして、この部局以外は、その他勞働に関する事務を管理するという、あの最後の一句以外にはない筈でございます。